Q18:極端な話、ユーザーは「違法とは知らなかった」と言い張れば違法にはならない?
A18:「大丈夫」とは言いたくありませんが、「その事実を知りながら行う場合」というのを証明することはかなり難しいでしょう。
解説:そもそも、今回のダウンロード違法化については、権利者側が「違法アップロードされた音楽や映像をダウンロードする行為は違法なんですよ」と告知できることが大きい、とされます。その結果、萎縮効果として、違法ダウンロードに歯止めがかかることが期待されています。
Q19:違法ダウンロードの抑止効果が見られなければ、罰則が導入される可能性もある?
A19:それは十分に考えられます。
解説:創作者には、このまま違法流通が拡大するとビジネスが成り立たなくなるという危惧があります。場合によっては、さらに強固な措置を求める可能性はあるでしょう。
一般的に、成熟した正規市場の周辺には若干の違法行為はあるものです。例えば、YouTubeに無断アップロードされた動画がプロモーションにつながることもあるでしょう。とはいえ、正規市場を侵食するほど違法流通が拡大していれば、何らかの歯止めが必要です。
現時点でダウンロード違法化は「違法だが罰則はない」という状況ですが、このまま違法流通が拡大すれば、権利者が罰則の適用を求めたとしても、その声に立法者が説得力を感じる可能性も高まるでしょう。
– ダウンロード違法化、どこまで合法? 福井弁護士に聞く -INTERNET Watch